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現役時代の勇姿 (現)巨象空を飛ぶ

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閑話 サッカーを通じて思ったこと 1

青春ドラマ

「ALWAYS三丁目の夕日64」にこういったヒトコマがある。温水洋一扮する近所の住人がオリンピック観戦帰りの場面。
「やっとチケットとれたのに、なんでよりによってサッカーなんだ」
「あんなに点数はいらないなんて、これは流行らないよな」
巨人大鵬卵焼きの時代に、ましてやサッカー後進地神奈川で、サッカーを始めるまで、生でサッカーを観たこともなかったかもしれない。

「創業校長」でもあるドイツ人神父のもと、部活動は半強制で、中一の二学期に第三志望まで書かされた。
私は第一志望テニス(笑)で、第二志望をサッカーにした。教師連中は一学期のあいだにそれなりに適性を見たのであろう、テニスは定員オーバーという理由で、サッカーに廻された。

それでも第二志望をサッカーにしたのは理由がある。
1965-66年に「青春とはなんだ」というテレビドラマが放映された。田舎の高校のラグビー部が舞台で、部員ひとりひとりの様々な悩みに対し、最後は一列になってラグビーボールを回すというのがお決まりだった。

原作石原慎太郎、主演夏木陽介。(余談だが夏木陽介の草サッカーチームとは何度か対戦した)
好評に乗じて66-67年、第二作「これが青春だ」が放映された。
原作同じく石原慎太郎(当時石坂洋次郎のあとを継いで、青春ドラマ映画のいい書き手だった。右翼でもなかった。今は廃刊の「おおい雲」は傑作)、主演竜雷太、主題歌布施明。
こちらはラストシーンで竜雷太が「さあ行くぞ」と叫んでボカンと蹴り、全員が走り出すのである。キックアンドラッシュである。
これに感化された結果が第二志望だった。

何故初期の青春ドラマはラグビーかサッカーだったのだろう。もちろん湘南高校サッカー部出身の慎太郎原作だからなのだが、ベースとしてヒーローもエースもはっきりしないチームプレーが青春の共感を生みやすかったに違いない。

事実ここにひとりサッカーに人生の大きな部分を費やした人間がいる。68年メキシコの奇跡はサッカーを始めた後の話である。

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